正答2
解説
正解は2です。
マルチコアプロセッサの特徴を問う問題です。
マルチコアプロセッサは、1つのチップの中に演算を行うコアを複数搭載したプロセッサです。
クロック周波数を上げずに並列処理で性能を高めることを狙っています。
【選択肢別解説】
1:× コアをn倍にしても、性能はn倍が理論上の上限です。
実際は並列化できない部分や共有資源の競合があるため、n倍にも届きません。
2:○ クロック周波数を上げると消費電力と発熱が急に増えます。
周波数を抑えたコアを複数並べて並列に動かせば、消費電力を抑えつつ全体の性能を高められます。
3:× 複数のコアは主記憶やキャッシュ、バスなどを共有しています。
そのため同時に動作すると、共有資源の競合が発生します。
4:× マルチコアにしてもクロック周波数が上がるわけではありません。
むしろ発熱を抑えるため、シングルコアより周波数を低めにすることが多いです。
【ポイント】
並列化による性能向上の限界はアムダールの法則で説明されます。
並列化できない部分の割合が大きいほど、コアを増やしても性能は伸びません。