図は70円切符の自動販売機に硬貨が投入されたときの状態遷移を表している。
状態Q_4から状態Eへ遷移する事象はどれか。
ここで,状態Q_0は硬貨が投入されていない状態であり,硬貨が1枚投入されるたびに状態は矢印の方向へ遷移するものとする。
なお,状態Eは投入された硬貨の合計が70円以上になった状態であり,自動販売機は切符を発行し,釣銭が必要な場合には釣銭を返す。
また,自動販売機は10円硬貨,50円硬貨,100円硬貨だけを受け付けるようになっている。
正答4
解説
正解は4です。
状態遷移図から、各状態が投入金額の合計何円を表すかを読み取る問題です。
図では、Q_0から順にQ_1、Q_2…Q_6へ矢印が並び、Q_0からQ_5へ、Q_1からQ_6へ大きく飛ぶ矢印があります。
また、Q_0からQ_6のすべての状態からEへ向かう矢印があります。
【状態の読取り】
隣へ1つ進む矢印は10円硬貨の投入を表します。
したがってQ_1は10円、Q_2は20円、Q_3は30円、Q_4は40円です。
Q_0からQ_5へ飛ぶ矢印は50円硬貨なので、Q_5は50円です。
Q_1からQ_6へ飛ぶ矢印も50円硬貨なので、Q_6は60円です。
Q_0からEへの矢印は100円硬貨の投入を表します。
【Q_4からの遷移】
Q_4(40円)で10円硬貨を入れると50円になり、Q_5へ進みます。
50円硬貨を入れると90円、100円硬貨を入れると140円になります。
どちらも70円以上なので、状態Eへ遷移します。
【選択肢別解説】
1:× 10円硬貨の投入では合計が50円にしかならず、遷移先はQ_5です。
2:× 50円硬貨はEへ遷移しますが、10円硬貨はQ_5へ遷移します。
3:× 100円硬貨はEへ遷移しますが、10円硬貨はQ_5へ遷移します。
4:○ 50円硬貨でも100円硬貨でも合計が70円以上になります。
そのためQ_4からEへの矢印は、この2つの事象を表します。
【ポイント】
状態遷移図の問題では、まず各状態の意味(ここでは合計金額)を確定させます。
そのうえで、各事象でどの状態へ移るかを一つずつ確かめると確実です。