ある企業では,顧客マスタファイル,商品マスタファイル,担当者マスタファイル及び当月受注ファイルを基にして,月次で受注実績を把握している。
各ファイルの項目が表のとおりであるとき,これら四つのファイルを使用して当月分と直前の3か月分の出力が可能な受注実績はどれか。
/ファイル|項目|備考/顧客マスタファイル|顧客コード,名称,担当者コード,前月受注額,2か月前受注額,3か月前受注額|各顧客の担当者は1人/商品マスタファイル|商品コード,名称,前月受注額,2か月前受注額,3か月前受注額|―/担当者マスタファイル|担当者コード,氏名|―/当月受注ファイル|顧客コード,商品コード,受注額|当月の合計受注額
正答4
解説
正解は4です。
この問題は、各ファイルが保持している項目から、どの切り口の集計が可能かを判断するものです。
当月分だけでなく、直前3か月分も出力する必要がある点が重要です。
顧客マスタファイルには、顧客ごとの担当者コードと、前月から3か月前までの受注額があります。
商品マスタファイルには、商品ごとの前月から3か月前までの受注額があります。
当月受注ファイルには、顧客コード、商品コード、受注額があります。
つまり過去3か月分は、顧客ごとの合計と商品ごとの合計しか保存されていません。
【選択肢別解説】
1:× 顧客別の商品別受注実績には、過去3か月分の顧客と商品の組合せごとの受注額が必要です。
その組合せのデータはどのファイルにもないので、出力できません。
2:× 商品別の顧客別受注実績も、顧客と商品の組合せごとの過去の受注額が必要です。
同じ理由で出力できません。
3:× 商品別の担当者別受注実績には、商品と担当者(つまり顧客)の組合せの過去の受注額が必要です。
これも保存されていないので出力できません。
4:○ 各顧客の担当者は1人なので、顧客マスタの担当者コードで顧客を担当者ごとにまとめられます。
過去3か月分は顧客マスタの受注額、当月分は当月受注ファイルを顧客コードで集計して求められます。
【ポイント】
過去のデータは集計済みの形でしか残っていないことが多く、その粒度より細かい分析はできません。
どの項目の組合せでデータが保持されているかを確認するのが解き方のポイントです。