正答2
解説
正解は2です。
MRP(Material Requirements Planning:資材所要量計画)は、生産計画と部品構成表、在庫情報から、必要な資材の種類・数量・発注時期を計算する仕組みです。
【選択肢別解説】
1:× 図面情報や設計変更履歴の管理は、PDM(Product Data Management:製品情報管理)システムなどで改善する課題です。
MRPの対象ではありません。
2:○ 製造に必要な資材とその必要量の情報が複雑で発注量の計算を誤りやすい場面では、MRPが所要量と発注量を自動で計算します。
発注の誤りによる生産の支障を減らせるので、改善が期待できます。
3:× 設計変更の多さによる生産効率の低下は、設計段階の問題です。
資材の所要量を計算するMRPを導入しても、設計変更そのものは減りません。
4:× 多品種少量生産による設備導入費用の増加は、設備投資の問題です。
MRPは資材の所要量計算の仕組みなので、この課題は改善できません。
【ポイント】
MRPでは、製品の総所要量から在庫や発注済みの量を差し引いた正味所要量を求め、リードタイムを考慮して発注時期を決めます。
部品構成表(BOM:Bill Of Materials)が計算の基礎になる点も押さえておきましょう。