同じ属性から成る関係RとSがある。
RとSの属性値の一部が一致する場合,関係演算 R-(R-S) と同じ結果が得られるものはどれか。
ここで,-は差集合,∩は共通集合,∪は和集合,×は直積,÷は商の演算を表す。
正答1
解説
正解は1です。
集合演算を関係(表)に当てはめた関係演算の問題です。
R-Sは「Rに含まれ、Sに含まれない行」の集合です。
【計算】
R-Sは、Rの行からSと共通する行を除いたものです。
R-(R-S)は、Rの行から「Sに含まれない行」を除いたものです。
残るのは、Rに含まれ、かつSにも含まれる行です。
これはRとSの共通集合R∩Sと同じです。
【選択肢別解説】
1:○ R∩Sは、RとSの両方に含まれる行の集合です。
R-(R-S)の結果と一致します。
2:× R∪Sは、RとSの少なくとも一方に含まれる行の集合です。
Sだけに含まれる行も含むので、R-(R-S)とは一致しません。
3:× R×Sは、Rの各行とSの各行をすべて組み合わせる直積です。
属性の数が増えた別の表になり、一致しません。
4:× R÷Sは、Sのすべての行と組になって現れるRの属性値を取り出す商の演算です。
共通集合とは意味が異なります。
【ポイント】
集合演算の問題は、ベン図を描くと結果が一目で分かります。
「RからRだけの部分を引くと、重なった部分が残る」とイメージしましょう。