図の論理回路と同じ出力が得られる論理回路はどれか。
ここで,論理積(AND),論理和(OR),否定(NOT)を表す素子の図記号を用いる。
〔図〕AとBをANDした出力と,Bを否定(NOT)した出力をORしてXに出力する回路(選択肢ア〜エも回路図)
正答2
解説
正解は2です。
図の論理回路を論理式に直し、同じ出力になる回路を選ぶ問題です。
元の回路は、AとBの論理積(AND)と、Bの否定(NOT)を論理和(OR)でまとめて X に出力しています。
【計算】
元の回路は X=A・B+B̄ です。
B=1 のとき、X=A・1+0=A です。
B=0 のとき、X=A・0+1=1 です。
よって、(A,B)=(0,0) で1、(0,1) で0、(1,0) で1、(1,1) で1 です。
これは X=A+B̄ と同じ真理値表です。
【選択肢別解説】
1:× 選択肢1(図のア)は、AとBの論理積を否定する回路で、X=NOT(A・B) です。
(A,B)=(1,1) で0になり、元の回路の1と異なります。
2:○ 選択肢2(図のイ)は、Aと、Bを否定したものを論理和にする回路で、X=A+B̄ です。
4通りすべてで元の回路と出力が一致するので正しいです。
3:× 選択肢3(図のウ)は、AとA・Bの論理和で、X=A+A・B=A です。
(A,B)=(0,0) で0になり、元の回路の1と異なります。
4:× 選択肢4(図のエ)は、Aと、Bの否定の論理積をさらに否定する回路で、X=NOT(A・B̄) です。
(A,B)=(1,0) で0になり、元の回路の1と異なります。
【ポイント】
A・B+B̄=A+B̄ は、吸収則(X̄+X・Y=X̄+Y)でも導けます。
回路の比較は、入力4通りの真理値表を作ると確実に判定できます。