正答1
解説
正解は1です。
キャッシュメモリは、CPUと主記憶の速度差を埋めるために置かれる、高速で小容量の記憶装置です。
書込み方式や役割についての正しい記述を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:○ キャッシュと主記憶を同時に書き換える方式をライトスルー方式といいます。
キャッシュだけを書き換え、追い出すときに主記憶へ反映する方式をライトバック方式といいます。
両方式の説明として正しいです。
2:× キャッシュにヒットしなかった場合、主記憶からキャッシュへの転送はハードウェアが自動的に行います。
割込みを発生させてプログラムで転送するわけではありません。
3:× 実記憶と仮想記憶の容量の差を埋めるのは、仮想記憶方式(ページングなど)の役割です。
キャッシュの目的は容量ではなく速度の差を埋めることです。
4:× CPUの処理速度の向上は主記憶の速度向上よりも大きく、速度差はむしろ広がっています。
そのため、キャッシュメモリの必要性は減っていません。
【ポイント】
ライトスルーは主記憶との一貫性を保ちやすく、ライトバックは書込みが速いという違いがあります。
キャッシュは「速度の差」、仮想記憶は「容量の差」を補う仕組みと区別して覚えます。