第112回 看護師国家試験 午後問239
午前10時、A県内で大規模災害が発生した。 A県内の救命救急センターに、家屋等の倒壊現場から救助された傷病者の受け入れ要請があり病院に搬送された。 直ちにトリアージが行われた。 搬送されてきたBさん(45歳、男性)には頻呼吸が認められ、胸部と背部の痛みを訴え、吸気時に胸郭が陥没し、呼気時には膨隆している。 発災6時間、C さん(60 歳、男性)は、職場のがれきの下から救助され、搬送されてきた。 C さんの意識は清明、バイタルサインは、体温 35.8 ℃、脈拍 110/分、 不整、血圧 90/68 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)95 %(room air)である。 がれきに挟まれていた両下肢は、皮膚の創傷、腫脹および皮下出血が認められた。 両下肢の感覚は鈍く、麻痺がみられる。 足背動脈は触知できる。 尿の色は赤褐色である。 血液検査の結果、尿素窒素 20 mg/dL、クレアチニンキナーゼ(CK)3万 IU/L、血糖値 110 mg/dL、Na 140 mEq/L、K 8.2 mEq/L であった。 圧挫症候群(クラッシュ症候群)が疑われ、救出後から輸液療法が開始されている。 このときの看護師の対応で優先度が高いのはどれか。
正答1