正答3
解説
正解は3です。
輸血時の安全管理の手順を問う問題です。
輸血では、患者の取り違えや血液製剤の取り違えを防ぐ確認と、副作用の早期発見が重要です。
【選択肢別解説】
1:× 赤血球製剤は融解しません。
赤血球製剤は2〜6℃で冷蔵保存する製剤であり、30〜37℃で融解するのは新鮮凍結血漿です。
2:× 血液型検査とクロスマッチ(交差適合試験)用の採血は、別々の時点で行います。
同時に採血すると、採血時の患者の取り違えがあったときに発見できないためです。
3:○ クロスマッチ検査の結果は、医師と看護師など2人で確認します。
患者氏名、血液型、製剤番号、検査結果などを2人で読み合わせて照合することで、取り違えを防ぎます。
4:× 初回の観察は輸血開始から15分後では遅すぎます。
開始後5分間はベッドサイドで患者を観察し、15分後にも再度観察します。
ABO不適合輸血やアナフィラキシーなどの重篤な副作用は、開始直後に起こりやすいためです。
【ポイント】
輸血開始時は1分間に1mL程度の速度で始め、副作用の徴候がないことを確認してから速度を上げます。