第109回 看護師国家試験 午後問208
胃食道逆流症で正しいのはどれか。
2つ選べ。
gastroesophageal reflux disease
正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5。
胃食道逆流症(GERD)は下部食道括約筋(LES)の弛緩異常により胃酸が食道に逆流し、胸やけ・呑酸・嚥下痛・咳嗽・咽頭違和感等を起こす疾患。
治療はH2受容体拮抗薬(ファモチジン等)やプロトンポンプ阻害薬(オメプラゾール等)で胃酸分泌を抑制し、自覚症状を緩和できる。
1の好発年齢は中高年(特に肥満・高齢女性)で、青年期に多いわけではない。
2の高脂肪食はLES圧を下げ胃排出を遅らせるため逆流を増悪させ、控えるべき食事。
同様にアルコール・カフェイン・チョコレート・柑橘類・炭酸飲料も避ける。
3の左側臥位ではなく右側臥位や仰臥位は逆流を増やすため、左側臥位または上半身挙上位(15~30度)で休息する。
食後すぐの臥位は避け2~3時間立位または座位を保つ。
GERDの合併症にバレット食道(円柱上皮化生)があり、食道腺癌のリスク因子。
生活指導は食事内容・体位・体重減量・禁煙・締め付けない衣服等。まとめて解く
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