第109回 看護師国家試験 午後問153
成人の急性腎盂腎炎で正しいのはどれか。
acute pyelonephritis
正答4
解説
正解は4。
急性腎盂腎炎の原因菌は大腸菌(E. coli)が最多で全体の約8割を占め、次いでクレブシエラ・プロテウス等のグラム陰性桿菌が多い。
1の男性に多いではなく、尿道が短い女性に多い(女性は男性の数倍)。
2の両腎性は少なく、片側性が多い。
3の初尿ではなく中間尿(前尿道の常在菌を排除するため)を採取して細菌培養を行うのが原則。
症状は発熱(38℃以上)・悪寒戦慄、患側腰背部痛、CVA叩打痛、膿尿・細菌尿で、白血球・CRP上昇を伴う。
治療はキノロン系またはセフェム系抗菌薬を1~2週間投与。
脱水予防のため水分摂取を促し、再発予防に陰部清潔・排尿習慣(我慢しない)・性交後排尿の指導を行う。
重症例は敗血症性ショックや腎膿瘍へ進展しうる。まとめて解く
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