第108回 看護師国家試験 午後問225
Aちゃん(生後10か月)は、それまで機嫌よく過ごしていたが、夕方から突然不機嫌になり、15〜20分ごとに激しく泣いては、泣き止むことを繰り返した。
Aちゃんは夕食の離乳食を食べず哺乳もしなかったが、嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した。
担当医師は保護者に、腸重積症が疑われるためグリセリン浣腸を行って便性を確認する、と説明した。
体温は37.1℃であった。
A ちゃんは、高圧浣腸により重積が整復され、経過観察のため入院した。
翌朝、 経口摂取が可能となり、状態も落ちついているため退院が決定した。
保護者から 「退院後に何か注意することはありますか」と看護師に質問があった。
保護者への説明で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「『同じような症状が出たら受診してください』」。
腸重積症は10%程度に再発するため、退院後も間欠的腹痛・嘔吐・粘血便・不機嫌等の同様症状が出たら早期受診を保護者に説明することが最も重要。
1の月1回受診は不要(症状なければ通常受診)、2の入浴控えは不要(通常通り可)、3の離乳食変更も不要(経過良好なら従来通り)。
再発は整復後24-72時間以内が多く、軽微な症状でも警戒する。
家族教育では再発症状(不機嫌・嘔吐・血便・腹部腫瘤)と受診タイミングを具体的に伝える。まとめて解く
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