第108回 看護師国家試験 午後問222
Aちゃん(8歳、女児)は、両親と妹(3歳)の4人家族である。
2歳時に気管支喘息と診断された。
5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く、年に1回は入院していた。
6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。
アレルゲンは、ダニとハウスダストである。
気管支喘息による発作は軽快して点滴静脈内注射が中止された。
咳嗽が軽度あるが全身状態は良好であるため、退院が決定した。
A ちゃんに学校での生活状況を確認すると「最近、喘息発作はなかったけど、体育の時は咳が出たり苦しくなったりすることが時々あった」と話した。
そのため、A ちゃんと母親に、退院後も抗ア レルギー薬の内服と副腎皮質ステロイド薬の吸入を続けるように医師から説明された。
看護師の A ちゃんに対する退院後の指導で適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
「『学校で咳が続くときは先生に伝えましょう』」。
退院後の喘息管理では学校生活でも症状や薬剤使用状況を担任・養護教諭に伝え、運動誘発喘息や発作時の対応を共有する自己管理教育が大切。
1の体育見学は誤り:適切な前投薬と発作時対応で運動可能、3の薬剤中止は誤り:自己判断中止は再発の原因(医師と相談)、4の換気停止は誤り:ダニ・カビ・ホコリ等のアレルゲン除去のため換気必要。
小児喘息の長期管理は吸入ステロイド・ロイコトリエン拮抗薬・SABA頓用、ピークフロー記録、トリガー回避、家族・学校教育が柱。まとめて解く
第108回を通しで解く(240問)→
この回の他の問題
第108回 看護師国家試験 の全240問を見る →