第108回 看護師国家試験 午前問55
A さん(80 歳、男性)は、空腹時の胃の痛みが2週間続くため受診し、1週後に胃内視鏡検査を受けることになった。
検査を受ける A さんへの看護で適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
「検査前に前立腺肥大症の既往の有無を確認する」が正しい。
上部消化管内視鏡検査前には鎮痙薬としてブチルスコポラミン(ブスコパン)の前投薬が行われることが多いが、抗コリン作用により尿閉・緑内障悪化・心拍数増加を引き起こすため、前立腺肥大症・閉塞隅角緑内障・心疾患の既往確認が必須である。
選択肢1の下剤服用は大腸内視鏡検査の前処置であり、上部消化管内視鏡には不要(一般に検査前夜21時以降は絶食)。
3の検査中の姿勢は左側臥位が標準で仰臥位ではない。
4の検査後の食事は咽頭麻酔の効果消失(1〜2時間後)を確認してから水分摂取・食事開始するため即時ではない。
高齢者は薬剤の副作用が出やすいため既往確認と観察が特に重要である。まとめて解く
第108回を通しで解く(240問)→
この回の他の問題
第108回 看護師国家試験 の全240問を見る →