第108回 看護師国家試験 午前問22
成人の採血検査で最も用いられるのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「肘正中皮静脈」が正しい。
成人の静脈血採血では、肘正中皮静脈が第一選択である。
理由は表在性で太く、走行が直線的、神経・動脈との距離があり、針刺し時の合併症(神経損傷・動脈穿刺)リスクが低いためである。
次に橈側皮静脈、尺側皮静脈の順に選択する。
選択肢1の外頸静脈は緊急時の中心静脈確保等で用いるが採血は通常選ばない。
2の大腿静脈は深部にあり鼠径部の解剖学的位置(大腿動脈・大腿神経近接)から合併症リスクが高い。
3の大伏在静脈は下肢血栓のリスクから採血部位として通常選択されない。
正中神経や上腕動脈に近接する内側部位の穿刺は避け、駆血帯は1分以内、駆血部位は穿刺部より7〜10cm中枢側とする。まとめて解く
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