第107回 看護師国家試験 午前問113
Aさん(38歳、男性)。 23時ころ、徒歩で来院した。 Aさんは胸を押さえ苦しそうに待合室で座っており、救急外来の看護師が声をかけると、Aさんは日本語を少し話すことができ、外出中に急に胸が痛くなったと話した。 Aさんは英語は話せないようだった。 Aさんは日本語学校の学生であり、Aさんの指定した番号に電話したところ、Aさんの妻につながり、日本語でのコミュニケーションが可能であった。 妻は1時間後に病院に到着できるということだった。 この病院には、夜間にAさんの母国語を話せる職員はいなかった。 A さんの妻が、A さんの国民健康保険証を持って救急外来に到着した。 妻から聴取した情報によると、A さんは特に既往はないが、時々頭痛があり、母国で市販されていた鎮痛薬を常用していたとのことであった。 心電図で ST 上昇が認められ、A さんと妻は、医師から「入院して冠動脈造影2CAG3を受けないと命の危険があるかもしれない」と説明を受けた。 しかし、A さんは「たくさんの費用は支払えないし、学校を休むのが心配だ」と検査を受けることを拒んだ。 このときの救急外来の看護師の説明で優先されるのはどれか。
正答4