第106回 看護師国家試験 午後問142
針刺し事故によって感染するのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
針刺し事故で感染するリスクが高い病原体は血液媒介ウイルスであり、B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、HIVが代表である。
HBVは感染力が最も強く、針刺し後の感染率は約30%にも達するため、医療従事者はHBワクチン接種で抗体(HBs抗体)を獲得しておくことが必須である。
選択肢1のRSウイルスは飛沫・接触感染で小児の細気管支炎の原因、3のヘルペスウイルスは粘膜・皮膚接触感染、4のサイトメガロウイルスは体液(唾液・尿・乳汁)を介した接触感染が主で、針刺しによる感染は通常考慮されない。
針刺し事故時は流水洗浄→上司・感染対策室への報告→暴露源と本人の検査→必要に応じてHBIG投与・抗HIV薬予防内服を行う。まとめて解く
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