入社して3か月のA介護福祉職は、初めて夜勤を経験したとき、排泄チェック表の記入でミスをしてしまった。
起床介助で忙しい時間に記入したために、記載箇所を間違えてしまった。
A介護福祉職は自身のミスを受け入れられず、落ち込んでいる。
次の記述のうち、A介護福祉職に対する支持的スーパービジョンとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答3
解説
正解は3です。
スーパービジョンの3つの機能のうち、支持的機能に当たる対応を問う問題です。
事例のA介護福祉職は、ミスを「受け入れられず、落ち込んでいる」状態であり、まず心理的な支えが必要です。
【選択肢別解説】
1:× 同僚と一緒に排泄チェック表を確認するのは、記録の方法を確かめる作業です。
知識や技術を身につけさせる教育的な対応に近く、落ち込んだ気持ちへの支えにはなりません。
2:× 施設長から再発防止に向けた対応を指示するのは、業務を組織として管理する管理的機能です。
支持的スーパービジョンではありません。
3:○ 支持的スーパービジョンは、スーパーバイジーの気持ちを受け止め、精神的に支える働きかけです。
上司が気持ちの理解に努めながら状況を確認することは、この機能に当たります。
4:× 看護師が利用者のその後の状況を確認するのは、利用者への健康管理の対応です。
A介護福祉職に対するスーパービジョンではありません。
5:× 業務マニュアルを見直して上司が修正するのは、業務の仕組みを整える管理的な対応です。
A介護福祉職の気持ちを支える対応ではありません。
【ポイント】
スーパービジョンの機能は「管理的機能(業務の管理)」「教育的機能(知識・技術の指導)」「支持的機能(心理的な支え)」の3つです。
落ち込んでいる職員には、まず支持的機能が求められます。