Aさん(51歳、男性、障害支援区分5)は、知的障害がある。
共同生活援助(グループホーム)で生活をしている。
日中は、生活介護を利用して軽作業を行っている。
Aさんは、タオルに強いこだわりを持っていて、なじみの店で自分が選んだタオルしか使用しない。
これまでタオルは、両親と買いに行っていたが、両親が高齢になり行けなくなった。
Aさんの両親から、サービス管理責任者に、「強いこだわりがあるので、いつも行く店で本人にタオルを選ばせてほしい。何か良いサービスはありませんか」と相談があった。
次の記述のうち、サービス管理責任者の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答5
解説
正解は5です。
知的障害のある人の外出を支える障害福祉サービスを選ぶ問題です。
事例では、Aさんは「知的障害」があり、「強いこだわり」があって、両親は「いつも行く店で本人にタオルを選ばせてほしい」と希望しています。
【選択肢別解説】
1:× 同行援護は、視覚障害により移動に著しい困難がある人の外出を支援するサービスです。
知的障害のあるAさんの外出支援には該当しません。
2:× 自立訓練(機能訓練)は、身体機能の維持・向上のための訓練を一定期間行うサービスです。
Aさんの課題は身体機能ではなく、店へ行って買物をする手段がないことです。
3:× 自発的活動支援は、障害者やその家族、地域住民が自発的に行う活動を支援する地域生活支援事業です。
個人の外出に付き添うサービスではありません。
4:× 自立生活援助は、施設やグループホームから一人暮らしに移行した人などに、定期的な訪問や相談を行うサービスです。
グループホームで暮らし続けるAさんの買物支援には該当しません。
5:○ 行動援護は、知的障害や精神障害により行動上著しい困難がある人に、外出時の危険回避や移動の介護を行うサービスです。
障害支援区分5のAさんが、なじみの店で自分でタオルを選べるよう支援できます。
【ポイント】
外出支援は「視覚障害は同行援護」「知的・精神障害で行動上の困難があれば行動援護」「重度の肢体不自由などは重度訪問介護」と対象で区別します。