正答2
解説
正解は2です。
左片麻痺の利用者は、右側(健側)の上下肢の力を使って起き上がることができます。
右側臥位は健側を下にした姿勢なので、健側の肘を支点にして上体を起こしやすい状態です。
【選択肢別解説】
1:× 左手は麻痺のある側の手なので、ベッド柵をしっかりつかむことは困難です。
2:○ 右肘を支点にして上体を起こし、次に右の手のひらで身体を支えて座位になります。
健側の力を生かした起き上がり方であり、自立支援にもつながります。
3:× 右脚だけをベッドから下ろすと、麻痺のある左脚がベッド上に残り、姿勢が崩れます。
健側の右脚を左脚の下に差し入れて、両脚を一緒に下ろしてもらいます。
4:× 健側の力を使って起き上がれる利用者の頸部を支えて起こすのは、残存機能を生かさない過剰な介助です。
5:× 端座位では、麻痺のある左側に身体が傾きやすくなります。
介護福祉職は、右側ではなく左側(患側)に立って支えます。
【ポイント】
片麻痺の人の介護では、「健側の力を生かす」「介護者は患側に立つ」が基本です。
起き上がりは、健側を下にした側臥位から、健側の肘、手のひらの順に支点を移して行います。