次の記述のうち、「障害者差別解消法」の合理的配慮に沿った対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
(注) 「障害者差別解消法」とは、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」のことである。
正答5
解説
正解は5です。
合理的配慮とは、障害のある人から社会的障壁を取り除くよう求められたときに、負担が重すぎない範囲で必要な対応を行うことです。
2024年4月からは、民間の事業者にも合理的配慮の提供が義務づけられました。
【選択肢別解説】
1:× 棚の商品を見せてほしいという申し出に対し、口頭の説明だけで済ませています。
商品を取って見せるという負担の軽い対応ができるのに応じておらず、合理的配慮に沿っていません。
2:× 手話がわからないからと、本人の意思を確かめずに人気メニューを出しています。
筆談やメニューの指さしなどで注文を確認すべきです。
3:× 盲導犬の同伴を断ることは、障害を理由とした不当な差別的取扱いにあたります。
身体障害者補助犬法でも、店舗などは原則として補助犬の同伴を拒めません。
4:× 不安を訴えた人を帰宅させることは、相談の機会を奪っています。
別室を用意するなどの配慮で相談に応じるべきです。
5:○ 本人の申し出を受けて、資料をわかりやすい言葉に直し、事前に口頭で説明しています。
会議への参加を妨げる障壁を取り除く対応であり、合理的配慮に沿っています。
【ポイント】
合理的配慮は「本人の申し出」と「過重な負担にならない範囲」がキーワードです。
対応を断るのではなく、代わりの方法を本人と話し合う姿勢が求められます。