Bさん(85歳、男性、要支援1)は、自宅で一人暮らしをしている。
最近、物忘れが多くなり、1か月前から地域支援事業の訪問型サービスを利用するようになった。
ある日、Bさんが、「これからも自宅で生活したいが、日中、話し相手がいなくて寂しい」と介護福祉職に話した。
次のうち、Bさんに介護福祉職が勧めるサービスとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答3
解説
正解は3です。
Bさんは要支援1で、「これからも自宅で生活したい」「日中、話し相手がいなくて寂しい」と話しています。
自宅生活を続けながら日中の交流を得られるサービスを選びます。
【選択肢別解説】
1:× 認知症高齢者グループホームは住まいを移すサービスで、自宅で暮らしたいという希望に反します。
介護予防の利用も要支援2以上が対象で、要支援1では利用できません。
2:× 介護老人福祉施設への入所は自宅生活の希望に反します。
また、新規入所は原則として要介護3以上が対象です。
3:○ 第一号通所事業(通所型サービス)は、介護予防・日常生活支援総合事業のサービスです。
要支援者が日中に通い、他の利用者や職員と交流できるため、Bさんの希望に合います。
4:× 夜間対応型訪問介護は、夜間の訪問による介護サービスです。
日中の話し相手がほしいという希望に合わず、要介護者が対象です。
5:× 居宅療養管理指導は、医師や薬剤師などが訪問して療養上の管理や指導を行うサービスです。
交流の機会を得るためのサービスではありません。
【ポイント】
要支援者の訪問・通所は、総合事業の第一号訪問事業・第一号通所事業で提供されます。
事例問題では、本人の言葉(自宅で暮らしたい、寂しい)を手がかりにサービスを選びます。