正答3
解説
正解は3です。
握力が低下した人に適した杖を問う問題です。
杖の種類ごとに、どこで体重を支えるかを考えると答えを導けます。
【選択肢別解説】
1:× T字杖は、握りの部分を手で握って体を支える杖です。
握力が低下していると、しっかり握れず不安定になります。
2:× オフセット杖は、握りの真下に支柱がくるように曲がった杖で、体重をかけやすい形です。
ただし、手で握って使うため、握力が低下した人には向きません。
3:○ ロフストランド・クラッチは、握りに加えて前腕を通すカフがついた杖です。
前腕でも体を支えられるため、握力が低下した人でも安定して使えます。
4:× 多点杖は、先端が3〜4本に分かれていて安定性が高い杖です。
しかし、握りを手で握って使うため、握力の低下には対応できません。
5:× サイドケインは、杖と歩行器の中間のような形で、支持面が広く安定した杖です。
これも手で握って使うため、握力が低下した人には向きません。
【ポイント】
握力が弱い人や手関節に痛みがある人には、前腕で支えるロフストランド・クラッチや、前腕を乗せるプラットホーム杖が用いられます。
関節リウマチの人などが代表的な対象です。