正答2
解説
正解は2です。
高齢者は肝臓での薬の分解や腎臓からの排泄の働きが低下しています。
そのため、薬が体内に長くとどまり、作用が強く出たり長く続いたりしやすくなります。
睡眠薬では、ふらつきや転倒、日中の眠気などに特に注意が必要です。
【選択肢別解説】
1:× 睡眠薬は長く使い続けると、やめにくくなる依存性が生じることがあります。
依存性が生じにくいとはいえません。
2:○ 薬の分解や排泄が遅れるため、作用が翌朝まで残る「持ち越し効果」が起こることがあります。
朝のふらつきや眠気の原因になります。
3:× 睡眠薬は、就寝の直前に服用するのが基本です。
食後すぐに飲むと、寝る前に眠気やふらつきが出て危険です。
4:× アルコールと一緒に飲むと、睡眠薬の作用が強まり、ふらつきや呼吸の抑制などが起こる危険があります。
効果は変わらないとはいえません。
5:× 睡眠薬による筋肉の緊張の低下やふらつきは、転倒の原因になります。
夜間のトイレ移動時などに注意が必要です。
【ポイント】
高齢者の睡眠薬は「持ち越し効果」「ふらつき・転倒」「依存性」「アルコールとの併用禁止」をセットで覚えます。
服用は就寝直前が原則です。