正答1
解説
正解は1です。
廃用症候群は、長い間体を動かさないことで心身の機能が低下する状態です。
筋萎縮、関節拘縮、骨萎縮、起立性低血圧、心肺機能の低下、褥瘡、便秘などの身体症状に加え、意欲の低下やうつ状態、認知機能の低下などの精神症状も起こります。
【選択肢別解説】
1:○ 活動が減って刺激が少なくなると、意欲が低下し、うつ状態になることがあります。
うつ状態は廃用症候群の精神面の症状の一つです。
2:× 廃用症候群で起こりやすいのは、起き上がったときに血圧が下がる起立性低血圧です。
高血圧ではありません。
3:× 廃用症候群で起こるのは、関節が固くなって動く範囲が狭くなる関節拘縮です。
関節の炎症である関節炎ではありません。
4:× 徘徊は、認知症の行動・心理症状(BPSD)として現れる行動です。
廃用症候群の症状ではありません。
5:× 体を動かさないと腸の動きが低下するため、起こりやすいのは便秘です。
下痢ではありません。
【ポイント】
廃用症候群は「動かないことで全身が衰える」状態で、心の症状も含みます。
「低血圧(起立性)」「拘縮」「便秘」と、誤りの肢との対比で覚えます。