「Nothing about us without us(私たち抜きに私たちのことを決めるな)」の考え方のもとに、障害者が作成の段階から関わり、その意見が反映されて成立したものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答5
解説
正解は5です。
「Nothing about us without us(私たち抜きに私たちのことを決めるな)」は、障害者の権利に関する条約の策定過程で掲げられた合言葉です。
条約の作成には、障害者団体が交渉の段階から参加し、その意見が反映されました。
【選択肢別解説】
1:× 優生保護法は、障害者に対する不妊手術を認めるなど、障害者の権利を侵害する内容を含んでいました。
1996年に母体保護法に改正されています。
2:× 国際障害者年(1981年)は、国連が「完全参加と平等」をテーマに定めた年です。
法律や条約として成立したものではありません。
3:× 知的障害者福祉法は、1960年に精神薄弱者福祉法として制定された法律です。
障害者が作成段階から関わったものではありません。
4:× 身体障害者福祉法は、1949年に制定された法律です。
この合言葉のもとで成立したものではありません。
5:○ 障害者の権利に関する条約は、2006年に国連で採択されました。
障害者自身が作成の段階から関わり、その意見が反映されて成立しました。
日本は2014年に批准しています。
【ポイント】
障害者権利条約は「2006年国連採択」「2014年日本批准」「Nothing about us without us」がセットで出題されます。
日本は批准に向けて障害者差別解消法の制定などの国内法整備を行いました。