正答4
解説
正解は4です。
下肢筋力が低下し立位に一部介助が必要な人は、立ち上がりや移乗の際にバランスを崩しやすい状態です。
トイレでの移乗では、立ち上がりやすい環境と、移乗後の安全確認が大切です。
【選択肢別解説】
1:× 便座が膝より低いと、立ち上がるときに大きな筋力が必要になります。
便座の高さは膝と同じかやや高めにすると、立ち上がりやすくなります。
2:× バックサポートに寄りかかった姿勢からは、重心を前に移せず立ち上がれません。
移乗の前には浅く座り直し、前かがみの姿勢になってもらいます。
3:× 上腕を支えると、腕を引っ張る形になり、脱臼や皮膚の損傷の危険があります。
移乗の際は腰部を支えて体を安定させます。
4:○ 便座に移乗したあとは、座位が安定しているかを確認します。
安定していないまま離れると、便座から転落する危険があるためです。
5:× 下着とズボンを下腿部まで下げてから立ち上がると、足がもつれて転倒する危険があります。
立ち上がって手すりにつかまってから下げます。
【ポイント】
トイレの移乗介助は「浅く座る・前かがみ・腰を支える・移乗後に座位を確認」が基本です。
衣服の上げ下ろしは立位が安定してから行います。