正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
骨粗鬆症は、骨強度が低下して骨折しやすくなる病気です。
立った高さからの転倒程度の軽い外力で起こる骨折を、骨脆弱性骨折と呼びます。
【選択肢別解説】
1:○ 橈骨骨幹部骨折は骨脆弱性骨折であるという記述は誤りです。
橈骨骨幹部の骨折は強い外力で起こる骨折で、骨粗鬆症に伴う骨折の代表ではありません。
骨粗鬆症で起こりやすいのは橈骨遠位端骨折です。
2:× 治療薬としてビタミンKがあるという記述は正しいです。
ビタミンK2製剤は骨の形成を助け、骨折を予防する目的で使われます。
3:× 骨萎縮度を腰椎エックス線側面像で判定するという記述は正しいです。
椎体の骨梁の減り方で骨萎縮の程度を段階的に評価します。
4:× 治療上重要なのは生活指導であるという記述は正しいです。
カルシウムやビタミンDの摂取、運動、転倒予防などの生活指導が治療の基本です。
【ポイント】
骨粗鬆症に伴う骨折の好発部位は、椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端、上腕骨近位端の4つです。
このうち、椎体骨折と大腿骨近位部骨折は、要介護の原因にもなる重要な骨折です。