正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
腫瘍の組織型、悪性度、転移の名称、ホルモン産生の有無などを対応させる問題です。
【選択肢別解説】
1:× 扁平上皮癌と皮膚癌の組合せは正しいです。
皮膚の表皮から発生する有棘細胞癌は扁平上皮癌で、代表的な皮膚癌の一つです。
2:× 未分化癌と悪性度が高いの組合せは正しいです。
分化度が低いほど正常組織との類似性が失われ、増殖が速く悪性度が高くなります。
3:○ 卵巣転移とシュニッツラー転移の組合せは誤りです。
シュニッツラー転移は胃癌などがダグラス窩(直腸子宮窩・直腸膀胱窩)に播種性に転移したものです。
卵巣への転移はクルッケンベルグ腫瘍と呼びます。
4:× 機能性腫瘍と褐色細胞腫の組合せは正しいです。
褐色細胞腫は副腎髄質などから発生し、カテコールアミンを過剰に分泌して高血圧を起こします。
【ポイント】
胃癌の転移の名称は、ウィルヒョウ転移(左鎖骨上窩リンパ節)、シュニッツラー転移(ダグラス窩)、クルッケンベルグ腫瘍(卵巣)の3つをセットで覚えます。
機能性腫瘍はホルモンを分泌する腫瘍で、その作用による症状が現れます。