正答3
解説
正解は3です。
慢性骨髄性白血病は、造血幹細胞の異常により、成熟した白血球が過剰に増える骨髄増殖性腫瘍です。
原因となる異常がはっきり分かっている代表的な白血病です。
【選択肢別解説】
1:× 代謝異常は慢性骨髄性白血病の原因ではありません。
代謝異常が原因となる疾患には、糖尿病や痛風などがあります。
2:× 免疫異常は慢性骨髄性白血病の原因ではありません。
免疫異常が原因となる疾患には、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどがあります。
3:○ 遺伝子異常が慢性骨髄性白血病の原因です。
9番と22番染色体の転座でできるフィラデルフィア染色体により、BCR-ABL融合遺伝子が生じ、細胞が異常に増殖します。
4:× ウイルス感染は慢性骨髄性白血病の原因ではありません。
ウイルスが原因となる白血病には、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)による成人T細胞白血病があります。
【ポイント】
慢性骨髄性白血病では、BCR-ABLの働きを抑えるチロシンキナーゼ阻害薬(イマチニブなど)が有効です。
成人T細胞白血病は九州・沖縄に多く、母乳感染が主な経路であることも頻出です。