正答1
解説
正解は1です。
塩分(食塩)を過剰に摂取したときに体内で起こる調節反応を問う問題です。
塩分を多くとると血液中のナトリウム濃度が高まり、血漿浸透圧が上昇します。
体は浸透圧を元に戻すために水を保持しようとします。
【選択肢別解説】
1:○ 体液量は増加します。
浸透圧の上昇によって口渇が起こって飲水が増え、バゾプレッシンの分泌で腎臓での水の再吸収も増えるためです。
2:× 血漿浸透圧は低下するのではなく、上昇します。
ナトリウムは血漿浸透圧を決める主な物質だからです。
3:× レニンの分泌は亢進するのではなく、抑制されます。
体液量が増えて腎臓への血流が保たれるため、レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の働きは弱まります。
4:× 心房性ナトリウム利尿ペプチドの分泌は抑制されるのではなく、亢進します。
体液量が増えて心房が引き伸ばされると分泌が増え、ナトリウムの排泄を促します。
【ポイント】
塩分の過剰摂取は体液量を増やし、高血圧の原因になります。
体液量が増えるとANPが増え、レニン・アルドステロンが減ってナトリウムを排泄する方向に働きます。