正答3
解説
正解は3です。
ホルモンの化学的性質と、受容体が存在する場所の関係を問う問題です。
ホルモンは、ペプチドホルモン・ステロイドホルモン・アミン型ホルモンなどに分けられます。
水に溶けやすいか、脂に溶けやすいかによって、受容体の場所が異なります。
【選択肢別解説】
1:× 核に受容体をもつのは、甲状腺ホルモンなどです。
ペプチドホルモンは細胞膜を通り抜けられないため、核内には入りません。
2:× 細胞質に受容体をもつのは、糖質コルチコイドなどのステロイドホルモンです。
脂溶性で細胞膜を通過できるため、細胞内の受容体に結合します。
3:○ ペプチドホルモンの受容体は細胞膜にあります。
ペプチドホルモンは水溶性で細胞膜を通過できないため、膜表面の受容体に結合し、セカンドメッセンジャーを介して作用します。
4:× ミトコンドリアには、ペプチドホルモンの受容体はありません。
ミトコンドリアはATPを産生する細胞小器官です。
【ポイント】
水溶性のペプチドホルモンは細胞膜の受容体、脂溶性のステロイドホルモンや甲状腺ホルモンは細胞内の受容体と覚えましょう。
細胞膜の受容体は、サイクリックAMPなどのセカンドメッセンジャーを介して細胞内に情報を伝えます。