正答3
解説
正解は3です。
膝蓋腱反射の反射弓を構成する要素を問う問題です。
この問題は膝蓋腱反射に関与しないものを選ぶので、○ が答えです。
膝蓋腱反射は、筋が急に引き伸ばされると同じ筋が収縮する伸張反射で、単シナプス反射です。
【選択肢別解説】
1:× 大腿四頭筋は膝蓋腱反射に関与します。
膝蓋腱を叩くと大腿四頭筋が伸張され、反射によって同じ筋が収縮して膝が伸びます。
2:× 筋紡錘は膝蓋腱反射に関与します。
筋紡錘は筋の中にある伸張の受容器で、筋が引き伸ばされたことを感知します。
3:○ Ⅲ群線維は膝蓋腱反射に関与しません。
Ⅲ群線維は痛覚や温度覚などを伝える細い有髄線維で、この反射の求心路は筋紡錘からのⅠa群線維です。
4:× α運動ニューロンは膝蓋腱反射に関与します。
脊髄でⅠa群線維から直接興奮を受け、大腿四頭筋を収縮させる遠心路となります。
【ポイント】
伸張反射の反射弓は「筋紡錘、Ⅰa群線維、脊髄のα運動ニューロン、同じ筋」と覚えましょう。
膝蓋腱反射の中枢は第2〜4腰髄(L2〜L4)にあります。