正答2
解説
正解は2です。
骨格筋の筋原線維の横紋構造と、各部位を構成するフィラメントを問う問題です。
筋原線維は、太いミオシンフィラメントと細いアクチンフィラメントが規則正しく並んでいます。
その並び方によって、明るい帯と暗い帯の縞模様ができます。
【選択肢別解説】
1:× A帯はミオシンフィラメントのみではありません。
A帯はミオシンフィラメントの全長にあたる部分で、両端ではアクチンフィラメントが重なっています。
2:○ H帯はA帯の中央にあり、ミオシンフィラメントのみで構成される部分です。
アクチンフィラメントが届いていないため、A帯の中でやや明るく見えます。
3:× I帯はミオシンフィラメントを含まず、アクチンフィラメントのみで構成されます。
偏光顕微鏡で明るく見える明帯です。
4:× Z膜はミオシンフィラメントで構成されるのではなく、アクチンフィラメントが付着する膜です。
Z膜からZ膜までが筋節(サルコメア)です。
【ポイント】
筋収縮ではフィラメント自体の長さは変わらず、アクチンがミオシンの間に滑り込みます(滑走説)。
そのため収縮時にはI帯とH帯が短くなり、A帯の長さは変わりません。