正答4
解説
正解は4です。
細胞小器官のうち、細胞活動のエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)を産生する器官を問う問題です。
ATPは、糖や脂肪酸を酸素を使って分解する過程で多く作られます。
【選択肢別解説】
1:× 滑面小胞体はATPを産生しません。
脂質やステロイドホルモンの合成、薬物の解毒、筋細胞でのカルシウムの貯蔵などを担います。
2:× 粗面小胞体はATPを産生しません。
表面にリボソームが付着しており、分泌や膜に組み込まれるタンパク質を合成します。
3:× リソソームはATPを産生しません。
加水分解酵素を含み、細胞内に取り込んだ物質や古くなった細胞小器官を分解します。
4:○ ミトコンドリアは、クエン酸回路と電子伝達系による酸化的リン酸化で大量のATPを産生します。
そのため「細胞の発電所」とも呼ばれます。
【ポイント】
ミトコンドリアは内膜と外膜の二重膜をもち、内膜がひだ状のクリステを形成しています。
独自のDNAをもち、母親からのみ受け継がれることも特徴です。