正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2です。
日本の臓器移植法では、脳死を人の死とする判定基準と、脳死下での臓器提供の条件が定められています。
2010年の法改正により、家族の承諾による臓器提供が可能になりました。
【選択肢別解説】
1:○ 脳死とは、脳幹を含む全脳の機能が不可逆的に停止した状態です。
脳幹の機能が残る遷延性意識障害(植物状態)とは異なります。
2:○ 家族の同意があれば脳死下の臓器摘出は可能です。
本人が生前に提供を拒否する意思を示していない場合、本人の意思が不明でも家族の書面による承諾で臓器を提供できます。
3:× 急性拒絶反応の時期は3週以内に限られません。
移植後おおむね1週間から3か月ごろに起こりやすく、それ以降にも起こることがあります。
4:× 心臓移植の1年生存率は70〜80%より高いです。
免疫抑制薬の進歩により成績は向上しており、日本では長期の生存率も良好です。
【ポイント】
拒絶反応は、移植直後の超急性拒絶反応、数週から数か月の急性拒絶反応、数か月以降の慢性拒絶反応に分けられます。
2010年の改正で、15歳未満の小児からの脳死下臓器提供も家族の承諾で可能になりました。