正答2
解説
正解は2です。
出血性疾患と栄養欠乏症は、原因となる因子やビタミンを正確に対応させて覚える必要があります。
特にビタミンCとビタミンKの取り違えに注意します。
【選択肢別解説】
1:× 壊血病の原因はビタミンK欠乏ではなくビタミンC欠乏です。
コラーゲン合成が障害され、歯肉出血や皮下出血が起こります。
2:○ 血友病Aは血液凝固第Ⅷ因子の欠乏による先天性の凝固異常です。
伴性劣性遺伝で男性に多く、関節内出血や筋肉内出血を繰り返します。
3:× 新生児メレナの原因はビタミンC欠乏ではなくビタミンK欠乏です。
凝固因子の合成が不足し、消化管出血による吐血や下血をきたします。
4:× 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の原因は血管壁の脆弱ではなく血小板減少です。
自己抗体が結合した血小板が脾臓で破壊されます。
【ポイント】
血友病Bは第Ⅸ因子の欠乏で、AとBはともに伴性劣性遺伝です。
ビタミンKは第Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ因子の合成に必要で、新生児にはビタミンK2シロップを予防投与します。