正答2
解説
正解は2です。
毛細血管の壁は1層の内皮細胞でできており、小さな物質はこの壁を通って血液と間質の間を移動します。
物質の大きさや性質によって、通過のしやすさが異なります。
【選択肢別解説】
1:× 抗体は分子量の大きいタンパク質であるため、通常の毛細血管壁を自由に拡散することはできません。
2:○ 酸素は分子が小さく脂溶性であるため、内皮細胞の膜を通って自由に拡散します。
濃度の高い血液から濃度の低い間質へ移動します。
3:× 白血球は細胞であり、拡散では移動しません。
炎症部位などで、血管内皮の間をくぐり抜ける遊走(血管外遊出)によって血管外に出ます。
4:× アルブミンは分子量の大きいタンパク質であるため、毛細血管壁をほとんど通過しません。
血管内にとどまることで膠質浸透圧を生み、水分を血管内に保ちます。
【ポイント】
酸素や二酸化炭素などのガスは、濃度差に従って単純拡散で移動します。
低アルブミン血症では膠質浸透圧が下がり、浮腫が生じます。