正答2
解説
正解は2です。
三角筋胸筋溝は、三角筋と大胸筋の境界にある溝です。
上肢の皮静脈の一つが、この溝を通って深部の静脈に注ぎます。
【選択肢別解説】
1:× 尺側皮静脈は、前腕から上腕の内側を上行し、上腕の中ほどで筋膜を貫いて上腕静脈に注ぎます。
三角筋胸筋溝は通りません。
2:○ 橈側皮静脈は三角筋胸筋溝を通ります。
上腕の外側を上行し、この溝を通って鎖骨下窩で深部に入り、腋窩静脈に注ぎます。
3:× 上腕静脈は、上腕動脈に伴行する深静脈です。
皮下の溝である三角筋胸筋溝は通りません。
4:× 腕頭静脈は、内頸静脈と鎖骨下静脈が合流してできる胸腔内の静脈です。
三角筋胸筋溝は通りません。
【ポイント】
肘窩では、橈側皮静脈と尺側皮静脈が肘正中皮静脈で結ばれ、採血によく用いられます。
橈側は外側、尺側は内側と、走行の位置で区別しましょう。