正答4
解説
正解は4です。
顎関節症の病態分類(日本顎関節学会)は、障害される組織によってⅠ型からⅤ型に分けられています。
単純エックス線像で骨の変化が現れる型はどれかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× Ⅰ型は咀嚼筋障害で、咀嚼筋の痛みが主な病態です。
骨には変化がないので、エックス線像で骨硬化像はみられません。
2:× Ⅱ型は関節包・靱帯障害で、関節周囲の軟部組織の炎症や損傷が主体です。
骨の変化は伴わないので、骨硬化像はみられません。
3:× Ⅲ型は関節円板障害で、関節円板の前方転位などによりクリック音や開口障害が起こります。
円板は単純エックス線像に写らず、骨硬化像もみられません。
4:○ Ⅳ型は変形性顎関節症で、下顎頭や関節結節の骨が変化します。
単純エックス線像で骨硬化、骨びらん、骨棘形成などの所見がみられます。
【ポイント】
Ⅰ型は筋、Ⅱ型は関節包・靱帯、Ⅲ型は関節円板、Ⅳ型は骨(変形性)と、外側から内側へ並ぶ順に覚えると整理しやすいです。