正答3
解説
正解は3です。
騒音性難聴は、強い騒音に長期間さらされて内耳の有毛細胞が障害されて起こる感音難聴です。
初期には会話音域より高い4,000 Hz付近の聴力だけが低下するため、本人は気づきにくいのが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 1,000 Hz付近は最初に聞こえにくくなる音域ではありません。
会話音域に含まれ、障害が進行してから低下してきます。
2:× 2,000 Hz付近も最初に低下する音域ではありません。
障害が進むと4,000 Hzの低下が周囲の周波数に広がり、この音域も低下します。
3:○ 4,000 Hz付近が最初に聞こえにくくなる音域です。
オージオグラムでこの周波数だけが落ち込むc⁵ディップが、騒音性難聴の早期所見です。
4:× 8,000 Hz付近は騒音性難聴で最初に低下する音域ではありません。
高い周波数から順に低下していくのは加齢による老人性難聴の特徴です。
【ポイント】
騒音職場の健康診断では、1,000 Hzと4,000 Hzの聴力を検査します。
騒音性難聴は回復しないため、耳栓やイヤーマフによる予防が重要です。