正答1
解説
正解は1です。
肺癌は我が国の癌による死亡原因の上位を占める重要な疾患です。
喫煙が最大の危険因子で、組織型によって発生部位や性質が異なります。
【選択肢別解説】
1:○ 肺癌は我が国で患者数が急速に増加してきた癌です。
高齢化と長年の喫煙の影響により、罹患数・死亡数とも大きく増えました。
2:× 肺癌全体の5年生存率は70%程度ではなく、それよりかなり低い値です。
発見時に進行していることが多く、主要な癌の中でも予後が不良な部類に入ります。
3:× 組織学的には扁平上皮癌より腺癌のほうが多くみられます。
腺癌は肺の末梢に発生しやすく、非喫煙者や女性にも多い組織型です。
4:× 肺癌は女性ではなく男性に多い癌です。
喫煙率の差などを反映して、罹患数・死亡数とも男性が女性を大きく上回ります。
【ポイント】
扁平上皮癌と小細胞癌は肺門部に発生しやすく、喫煙との関連が強い組織型です。
小細胞癌は進行が速く、化学療法や放射線療法が治療の中心になります。