正答4
解説
正解は4です。
肥大・過形成はその原因によって、代償性、作業性(労作性)、内分泌性などに分けられます。
代償性肥大とは、対になる臓器の一方や臓器の一部が失われたとき、残った部分が機能を補うために大きくなることです。
【選択肢別解説】
1:× トレーニングによる骨格筋の発達は代償性ではなく作業性肥大です。
仕事量が増えたことに適応して筋線維が太くなります。
2:× 加齢男性の前立腺肥大は代償性の変化ではありません。
加齢に伴う性ホルモン環境の変化が関わる過形成です。
3:× 妊娠時乳腺組織の発達は代償性ではなく内分泌性(生理的)の変化です。
エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンにより乳腺が増殖します。
4:○ 左腎摘出後の右腎肥大は代償性の変化です。
失われた左腎の機能を補うために、残った右腎のネフロンが大きくなります。
【ポイント】
代償性肥大の代表は、片側腎摘出後の対側腎と、肝切除後に残った肝臓の再生・肥大です。
原因別の分類(代償性・作業性・内分泌性・特発性)を例とセットで覚えましょう。