正答2
解説
正解は2です。
写真は第3腰椎の高さの腹部の横断CT像で、中央下寄りに椎体と椎弓が写っています。
矢印は、写真の左側(患者の右側)から椎体の前外側に接する筋を指しています。
椎体の両わきに接する左右対称の筋は大腰筋です。
【選択肢別解説】
1:× 腰方形筋は、横突起の外側から後外側に位置する筋です。
椎体の前外側には接しないため、矢印の筋ではありません。
2:○ 大腰筋は腰椎の椎体と横突起から起こり、椎体の前外側に沿って下行します。
CTでは椎体の両わきに円形から楕円形の筋として写り、矢印の位置と一致します。
3:× 腸肋筋は脊柱起立筋の最も外側の筋で、横突起より背側に位置します。
椎体の前外側にはないため、矢印の筋ではありません。
4:× 腹直筋は腹部の前面の正中の両側にある筋です。
CTでは腹壁の前部に写り、椎体からは大きく離れています。
【ポイント】
腰部の横断像では、椎体の両わきに大腰筋、横突起の外側に腰方形筋、背側に脊柱起立筋が並びます。
CTやMRIの横断像は、患者を足側から見た向きで表示されます。