正答1
解説
正解は1です。
図は腹部を正面から見た模式図で、図の左側が患者の右側にあたります。
上の斜めの線は右上前腸骨棘と臍(×印)を結ぶ線で、1と2はこの線を3等分する点です。
下の水平な線は左右の上前腸骨棘を結ぶ線で、3と4はこの線を3等分する点です。
【選択肢別解説】
1:○ 1は臍と右上前腸骨棘を結ぶ線の外側1/3の点で、マックバーニー点にあたります。
この点は虫垂の基部(根部)の位置を反映し、虫垂炎で圧痛が出やすい部位です。
2:× 2は同じ線の内側1/3、つまり臍に近い点です。
虫垂の基部はこれより外側の、上前腸骨棘寄りにあります。
3:× 3は左右の上前腸骨棘を結ぶ線の右外側1/3の点で、ランツ点にあたります。
ランツ点は虫垂の基部ではなく、虫垂の先端の位置を反映するとされます。
4:× 4は同じ線の左外側1/3の点で、患者の左下腹部にあたります。
虫垂は右下腹部にあるので、虫垂の基部とは関係がありません。
【ポイント】
「マックバーニー点は臍と右上前腸骨棘を結ぶ線の外側1/3で虫垂基部、ランツ点は両上前腸骨棘を結ぶ線の右1/3で虫垂先端」と覚えます。
図では患者の左右が見る人と逆になることに注意しましょう。