正答1
解説
正解は1です。
横隔膜には、大静脈孔、食道裂孔、大動脈裂孔の3つの大きな孔があります。
それぞれを通る構造を正しく組み合わせられるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:○ 大動脈裂孔は、大動脈とともに胸管が通ります。
大動脈裂孔は第12胸椎の高さにあり、胸管は腹部から胸部へリンパを運びます。
2:× 食道裂孔を通るのは食道と迷走神経です。
奇静脈は大動脈裂孔を通るか、横隔膜の右脚を貫いて胸腔に入ります。
3:× 交感神経幹は食道裂孔を通りません。
交感神経幹は、横隔膜の脚の後方(内側弓状靱帯の後ろ)を通って腹部へ下ります。
4:× 大静脈孔を通るのは下大静脈です。
迷走神経は食道とともに食道裂孔を通ります。
【ポイント】
高さは「大静脈孔が第8胸椎、食道裂孔が第10胸椎、大動脈裂孔が第12胸椎」です。
「8・10・12」と覚えると整理しやすくなります。