正答4
解説
正解は4です。
医療におけるリスクマネジメントは、医療事故を防ぎ、医療の安全と質を守るための組織的な取り組みです。
「人は誰でも間違える」という前提に立って、仕組みで事故を防ぎます。
【選択肢別解説】
1:× 間違いを起こさない前提ではなく、人は間違いを起こすという前提で医療を行います。
間違いが起きても事故につながらない仕組みを作ることが重要です。
2:× 医療従事者の過誤がない場合でも問題にします。
設備や手順、連携の不備など、個人の過誤以外の要因も分析の対象です。
3:× 患者や家族からの訴えがなくても検討します。
訴えの有無ではなく、事故やその兆候があれば分析して再発を防ぎます。
4:○ 患者に被害が及ばない事例も含みます。
ヒヤリ・ハット(インシデント)事例を集めて分析すると、重大な事故を未然に防げるからです。
【ポイント】
1件の重大事故の背後には多数の軽微な事故とヒヤリ・ハットがあるという考え方(ハインリッヒの法則)が基本です。
小さな事例の報告と共有が事故防止につながります。