正答2
解説
正解は2です。
輸血に伴う副作用の種類と特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 輸血の副作用は滴下速度と無関係ではありません。
速すぎる輸血は、心不全や肺水腫を起こす循環過負荷の原因になります。
2:○ 輸血の副作用には移植片対宿主反応(GVHD)があります。
輸血した血液中のリンパ球が患者の組織を攻撃するもので、放射線を照射した血液製剤で予防します。
3:× 輸血による発疹(じんま疹)は、多くが一過性で、長時間持続するものではありません。
輸血を止めたり抗ヒスタミン薬を使ったりすると改善します。
4:× 不適合輸血の直後に起こるのは、発熱、悪寒、血圧低下、血管内溶血などです。
腎不全はその後、溶血の影響で時間がたってから生じます。
【ポイント】
輸血の開始直後はABO型不適合などの重い反応を見逃さないよう、患者をよく観察します。
輸血後GVHDは発症すると致死率が非常に高いため、予防が重要です。