正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(ネフローゼ症候群の所見ではないもの)です。
ネフローゼ症候群は、糸球体から大量の蛋白が尿中に漏れ出し、血液中の蛋白が減る病態です。
【選択肢別解説】
1:× 浮腫はネフローゼ症候群の所見です。
血液中のアルブミンが減って膠質浸透圧が下がり、水分が血管外に出るためです。
2:× 尿蛋白陽性はネフローゼ症候群の所見です。
1日3.5g以上の高度な蛋白尿が診断基準の必須項目です。
3:× 血清総蛋白の低下はネフローゼ症候群の所見です。
尿中に蛋白が失われ、低蛋白血症と低アルブミン血症になります。
4:○ 低コレステロール血症はネフローゼ症候群の所見ではありません。
肝臓でのリポ蛋白の合成が増えるため、高コレステロール血症になります。
【ポイント】
ネフローゼ症候群の4徴は、高度蛋白尿、低アルブミン血症、浮腫、脂質異常症(高LDLコレステロール血症)です。
血液が濃くなり血栓ができやすくなることにも注意します。