正答2
解説
正解は2です。
疫学研究の種類と、それぞれに向いている場面を問う問題です。
分析疫学には症例対照研究とコホート研究があります。
【選択肢別解説】
1:× 症例報告は分析疫学ではなく、記述疫学に含まれます。
まれな症例の経過を記録するもので、原因との関連を統計的に分析する方法ではありません。
2:○ 症例対照研究は、すでに病気になった人(症例)と病気でない人(対照)の過去の曝露を比べる方法です。
患者を集めて調べるので、まれな疾患に向いています。
3:× コホート研究は曝露のある集団とない集団を追跡し、発症を比べる方法です。
まれな疾患では発症者がほとんど出ないため、多数を長期間追跡する必要があり不向きです。
4:× 無作為化比較対照試験は分析疫学ではなく、介入研究に分類されます。
治療法や予防法の効果を検証する方法です。
【ポイント】
症例対照研究はまれな疾患向きでオッズ比を求め、コホート研究は相対危険度を直接求められます。
コホート研究は時間と費用がかかりますが、因果関係の推定に優れています。